最高級エスカルゴ・ポマティア(ブルゴーニュ種)
エスカルゴはフランス料理の高級食材です。
なかでも、ポマティア(ブルゴーニュ種)は、エスカルゴの最高級ランクに位置づけられていて、本来「エスカルゴ」とはポマティアのことを指しています。 |
本場フランスでは絶滅寸前。保護育成種に。食用はご法度。
しかし、ポマティアは乱獲のため絶滅の危機に瀕し、1979年4月、フランス政府は保護育成種に指定しました。
【自然保護エスカルゴ限定する法律】
フランスでは、多くの養殖家がポマティアの養殖に挑戦しましたが全て失敗し、今や、本場フランスはもちろん世界中で「本物」のエスカルゴであるポマティアがレストランのテーブルに並ぶことはほとんどありません。本場フランスではエスカルゴは、プティグリ種やアフリカ東部原産のアフリカマイマイ(代用品)なのです。 |
日本人が世界初 ポマティア(ブルゴーニュ種)の完全養殖に成功
1985年、一人の日本人が輸出入の正規手続きを経て、このポマティアを日本に持ち帰り、独学で研究を開始しました。
1993年、農林水産省より養殖の許可を取得し(農林水産省指定 第1580号)、私財を投げ打ってその養殖に挑戦しました。悪戦苦闘の末、1995年、ついに世界で初めて「ポマティア」の完全養殖*に成功しました。(*完全養殖とは、生殖から成貝(大人)になるまで、一貫して人工的に養殖すること)彼の世界初の快挙は、フランスはもちろん世界中で驚きをもって迎えられました。その男こそ、三重県松阪市の鉄工所経営者高瀬俊英なのです。 |
幻のポマティアが見事蘇る。日本から再び世界の食卓へ
現在、三重県松阪市のエスカルゴ牧場で約20万匹の「ポマティア」が養殖されています。しかも、自然成長では約3年かかるのに、画期的な養殖技術により、わずか4ヶ月で成長します。
本場フランスはもちろん世界中で口にすることができなくなった幻の最高級エスカルゴ「ポマティア(ブルゴーニュ種)」(商品名:高瀬ポマティア)*の本格販売を開始しました。三重県から、いつでもどこへでもお届けすることができるようになりました。 |
ようこそ、エスカルゴ牧場へ
エスカルゴ牧場にはエスカルゴ料理専門のレストランが併設されており、本場フランスのガーリックソース料理や世界では珍しい和食のエスカルゴを堪能することができます。世界初を味わってみたいと、世界中から多くの一流シェフが訪ねています。*高瀬ポマティアの品質管理、食の安全、省エネ等、技術面で今年2009年より三重大の支援を受けています。 |